【最新】住宅ローン金利(変動・固定)各社比較と今後の予測(2026年08月18日更新)

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2026年8月現在、日本の住宅ローン金利は日銀の金融政策変更を受け、変動・固定ともに上昇基調が鮮明になっています。特に固定金利は長期金利の上昇を背景にほぼ全ての主要銀行で引き上げられ、フラット35は過去最高水準を更新しました。日銀は6月に政策金利を1.00%に引き上げ、今後も緩やかながら利上げを続ける方針を示唆しており、年内1.25%への到達も視野に入っています。変動金利は依然として固定金利よりも低い水準を保っていますが、今後の金利上昇を見据えた慎重な計画が不可欠です。本記事では、最新の金利動向と将来予測を踏まえ、賢い住宅ローン選びと見直しに向けた具体的なアドバイスを詳述します。

目次

主要銀行の最新住宅ローン金利(変動・固定)比較と特徴

  • 【誰向け?】これから住宅ローンを組む新規借り入れ検討者、現在のローン金利を他行と比較したい方
  • 【影響度】★★★★★
  • 【今すぐできる対策】複数の金融機関の最新金利情報を比較し、自分にとって最適な金利タイプ・金融機関の候補をリストアップしましょう。

2026年8月における日本の主要金融機関の住宅ローン金利は、変動金利と固定金利で異なる動きを見せています。総じて、固定金利の上昇が顕著である一方、変動金利も一部の金融機関で引き上げられています。

変動金利の動向と主要銀行の金利

変動金利は、一部のネット銀行で引き上げが見られるものの、メガバンクや地方銀行では前月から横ばいの傾向です。しかし、6月の日銀による追加利上げの影響が今後順次反映される見込みです。例えば、ドコモSMTBネット銀行は年0.250%、楽天銀行は年0.043%の変動金利を引き上げました。

  • 【誰向け?】金利の変動リスクを許容し、低金利を求める方
  • 【影響度】★★★★☆
  • 【今すぐできる対策】低金利を維持する銀行の情報を集めつつ、将来的な金利上昇に耐えうる返済計画をシミュレーションしておきましょう。

主要な金融機関の最優遇金利(変動)は以下の通りです。

  • SBI新生銀行: 年0.990%
  • りそな銀行: 年0.950%
  • SBIマネープラザ(ドコモSMTBネット銀行提携): 年0.950%
  • 三菱UFJ銀行: 年0.945%
  • みずほ銀行: 年1.025%
  • 三井住友銀行: 年1.275%

ネット銀行の変動金利平均は年1.17%と、2017年9月の集計開始以降で最高水準に達しています。一方、メガバンクの変動金利平均は1.082%となっています。変動金利の最低金利は、関西みらい銀行の住宅ローン融資手数料型変動で変わらず、年0.800%でした。

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固定金利の動向と主要銀行の金利

  • 【誰向け?】将来の返済額を確定させ、安定を求める方
  • 【影響度】★★★★★
  • 【今すぐできる対策】変動金利との金利差を考慮し、固定金利を選択する場合でも、団信などの付帯条件を含めた実質的な負担を比較検討しましょう。

固定金利は、長期金利の上昇を背景に、主要銀行のほぼすべてで引き上げられました。モゲチェック住宅ローン金利インデックスによると、メガバンクの10年固定金利は3.780%を記録しています。大手5行の10年固定金利(最優遇)の単純平均も約3.698%程度です。

特に「フラット35」は3.290%と、モゲチェックが集計を開始した2018年1月以降で最高水準を更新しました。変動金利(メガバンク平均1.082%)との金利差は2.21%まで拡大しており、これは集計開始以降で最大の金利差です。

メガバンクの固定金利(下限)は以下の通りです。

  • 三菱UFJ銀行: 固定3年2.530%、固定10年3.590%、固定20年4.360%
  • みずほ銀行: 固定10年3.350%
  • 三井住友銀行: 固定10年3.650%

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現在の金利市場のトレンド(日銀の動向、債券市場の影響など)

  • 【誰向け?】住宅ローンの金利タイプ選択に迷っている方、市場動向を理解したい方
  • 【影響度】★★★★★
  • 【今すぐできる対策】日銀の次回の金融政策決定会合のスケジュールを確認し、その発表内容に注目しましょう。

日本銀行は2026年6月15日・16日の金融政策決定会合で追加利上げを決定し、政策金利を0.75%から1.00%に引き上げました。これは1995年以来、約31年ぶりの高い水準です。日銀は、原油価格の上昇を起点とした価格転嫁が進み、中長期的な予想物価上昇率も上昇していることを背景に、金融緩和の度合いを調整することが適切と判断しました。

続く7月30日・31日の金融政策決定会合では政策金利を1.0%に据え置きましたが、会合後の記者会見で植田総裁は「経済・物価・金融情勢の改善に応じて、引き続き政策金利を引き上げていくことになる」と述べ、今後の利上げ継続の意向を改めて示しています。

債券市場においては、長期金利(新発10年物国債利回り)が上昇傾向にあります。この長期金利の上昇が、住宅ローンの固定金利の引き上げに直接的に影響を与えています。また、日本の長期金利上昇は米国債券市場にも波及し、米30年物国債が売られる動きも見られました。円安や原油高による輸入物価の上昇も、国内の物価上昇を促し、日銀に追加利上げを促す材料となる可能性があります。

市場では、日銀が10月または12月にさらなる追加利上げを行う可能性が高いと見ており、年内に政策金利が1.25%に達するとの観測も強まっています。7月31日の日米協調円買い為替介入も、日銀への早期利上げ圧力を強める要因となっています。

【今後の予測】今後金利はどのように推移するか

  • 【誰向け?】住宅ローンの金利タイプを検討中の人、借り換えを考えている人
  • 【影響度】★★★★★
  • 【今すぐできる対策】金利タイプを選ぶ際は、現在の金利だけでなく、将来の家計状況と金利上昇リスクを総合的に判断し、必要であればファイナンシャルプランナーに相談しましょう。

今後の金利推移は、日銀の金融政策と国内外の経済情勢に大きく左右されますが、全体的には上昇基調が続く可能性が高いと見られています。

変動金利の見通し

  • 【誰向け?】変動金利型住宅ローンを検討している方、すでに借り入れている方
  • 【影響度】★★★★☆
  • 【今すぐできる対策】金利上昇に備え、毎月の返済額に余裕を持たせる、または繰り上げ返済を計画するなど、リスクヘッジ策を検討しましょう。

日銀は、景気への影響を確認しながら、今後も0.25%刻みの緩やかな利上げを継続すると予想されています。年内には政策金利が1.25%へ引き上げられ、2027年頃には1.5%程度まで上昇する可能性も指摘されています。

円安や原油高が長期化し、物価上昇率が想定以上に高まった場合には、利上げのペースが速まり、政策金利が1.5%を超え、2%前後まで上昇するリスクも想定しておく必要があります。変動金利の基準となる短期プライムレートは政策金利に連動するため、日銀の追加利上げは変動金利に直接的な上昇圧力となります。多くの銀行は6月の日銀利上げを10月以降に変動金利に反映すると見られています。

長期的に見ると、住宅ローンの変動金利(店頭金利)の平均は過去に4.5%程度だった時期もあり、現在よりも約1.5%程度金利が高い水準への上昇が将来的に起こる可能性も考慮すべきです。

固定金利の見通し

  • 【誰向け?】固定金利型住宅ローンを検討している方、すでに借り入れている方
  • 【影響度】★★★★★
  • 【今すぐできる対策】固定金利を選ぶ場合、現在の金利水準が歴史的に見てまだ低い水準にあることを踏まえ、安心感を重視するのであれば早めの決断も一考です。

固定金利は長期金利(新発10年物国債利回り)に連動するため、日銀の金融引き締め姿勢や、世界的な金利上昇トレンドが続く限り、引き続き上昇基調が続くと予想されます。

ただし、現在の固定金利水準は、長期的に見ればまだ低水準にあるとの見方もあります。変動金利との金利差は拡大しているものの、固定金利の上昇トレンドは今後も継続すると考えられます。

これから住宅ローンを組む人・見直しを検討している人への具体的なアドバイス

  • 【誰向け?】住宅ローン契約を考えている全ての人、現在の住宅ローンに不安を感じている人
  • 【影響度】★★★★★
  • 【今すぐできる対策】今の家計状況と将来のライフプランを再評価し、借り換えや繰り上げ返済などの選択肢について情報収集を始めましょう。

金利タイプ選びのポイント

住宅ローンの金利タイプは、大きく「変動金利型」と「固定金利型(全期間固定、固定期間選択型)」に分かれます。どちらを選ぶかは、将来の金利動向の予測と、ご自身の家計の許容度によって判断が分かれます。

  • 【変動金利が向いている人】
    • 現在の金利を抑えたい方。
    • 将来の金利上昇リスクを許容できる、または金利上昇に備えて貯蓄などの対策が取れる方。
    • 「5年ルール(5年間は返済額が変わらない)」「125%ルール(金利が大幅に上昇しても、毎月の返済額の上昇は125%が上限)」などの変動金利の仕組みを理解している方。ただし、未払利息の発生リスクには注意が必要です。
  • 【固定金利(フラット35含む)が向いている人】
    • 毎月の返済額を一定に保ち、返済計画の「確実性」を重視する方。
    • 収入が安定しにくい自営業・フリーランスの方、育児・介護などで今後の支出増が見込まれる方。
    • 金利上昇による返済額増加の不安を感じたくない方。

変動金利を選ぶ場合は、現在の適用金利だけでなく、今後年0.25%程度上昇した場合も想定して返済計画を立てることが重要です。日銀が年内に政策金利を1.25%へ引き上げるシナリオも織り込んでおくべきでしょう。

金利上昇に備える具体的な対策

  • 【誰向け?】金利上昇による返済額増加を懸念している方
  • 【影響度】★★★★★
  • 【今すぐできる対策】手元資金とのバランスを考慮しつつ、繰り上げ返済の検討や、金利引き下げ交渉など、具体的なアクションプランを作成しましょう。
  1. 繰り上げ返済の検討: 余裕資金がある場合は、繰り上げ返済によって元金を減らすことで、将来の利息負担を軽減できます。ただし、急な病気や失業、教育費などの支出に備え、手元資金を過度に減らさないよう注意が必要です。
  2. 団信(団体信用生命保険)の充実度確認: 住宅ローンを選ぶ際は、金利だけでなく団信の保障内容も非常に重要です。がん保障特約や8大疾病保障特約など、ご自身の状況に合った保障が付帯されているか、またその金利上乗せ幅を比較しましょう。
  3. 借り換えの検討: 現在のローン金利が割高だと感じる場合や、金利タイプを変更したい場合は、借り換えも選択肢の一つです。複数の金融機関の借り換えシミュレーションを活用し、手数料を含めた総返済額で比較検討しましょう。
  4. 家計の見直しと返済比率の管理: 金利上昇局面では、返済比率が高くなりすぎると、審査に落ちる、または優遇金利が適用されないなどのリスクが高まります。日頃から家計を見直し、無理のない返済比率を維持することが重要です。

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金融機関選びと審査の注意点

  • 【誰向け?】住宅ローンを申し込む金融機関を選んでいる方
  • 【影響度】★★★★☆
  • 【今すぐできる対策】「実質金利」で比較し、団信の内容まで含めて、最適な金融機関を絞り込みましょう。

金利の低さはもちろん重要ですが、保証料や融資手数料、団信保険料といった諸費用を含めた「実質金利」で比較することが肝要です。また、ネット銀行、メガバンク、地方銀行それぞれに特徴があります。対面での相談を希望する方はメガバンクや地方銀行、手続きの簡便さを重視する方はネット銀行が選択肢となります。最近では、モゲチェック経由の申込先で地方銀行の割合が3割を超え、ネット銀行一強の構図に変化が見られ始めています。

住宅ローンの審査においては、物件価格だけでなく諸費用やリフォーム費用まで借り入れる「オーバーローン」に注意が必要です。高年収の方でも返済比率が高すぎると、審査落ちや優遇金利の縮小につながる可能性があります。事前審査後に車のローンや分割払いを新たに組むことも、本審査に影響を与えるため避けましょう。

ご自身の状況に合った最適な住宅ローンを選ぶためには、複数の金融機関の情報を比較検討し、専門家の意見も参考にすることをおすすめします。

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