【最新】住宅ローン金利(変動・固定)各社比較と今後の予測(2026年06月26日更新)

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エグゼクティブサマリー
2026年6月現在、日本の住宅ローン市場は日銀の度重なる利上げにより、金利上昇局面が鮮明になっています。変動金利は依然として低水準を維持する銀行が多いものの、2026年10月には多くの銀行で0.25%程度の引き上げが予想されています。一方、固定金利、特にフラット35や10年固定は、長期金利の上昇を背景に過去最大級の引き上げとなり、変動金利との金利差が拡大しています。今後は、金利上昇リスクへの備えが住宅ローン選びの最重要課題となります。
目次

1. 主要銀行(ネット銀行、メガバンク、地方銀行など)の最新金利(変動・固定)の比較・特徴

2026年6月現在、日本の住宅ローン金利は、日本銀行の金融政策正常化の動きを受け、変動金利と固定金利で異なる動向を見せています。特に固定金利の上昇が顕著です。

変動金利の動向と特徴

  • 【誰向け?】住宅ローンを新規で借りる方、または借り換えを検討している方で、金利変動リスクを許容できる方。
  • 【影響度】★★★☆☆
  • 【今すぐできる対策】金利が上昇した場合の返済額をシミュレーションし、家計への影響を事前に把握しておきましょう。

2026年6月時点では、多くのメガバンクやネット銀行で変動金利は前月から据え置きとなっていますが、一部のネット銀行(ソニー銀行、イオン銀行、SBI新生銀行など)では、2026年5月1日付で基準金利を0.35%程度引き上げました。変動金利の主要な低金利帯は、ネット銀行・メガバンクともに0.85%~1.0%前後で推移しています。

日銀の政策金利引き上げは、2026年10月に多くの銀行で変動金利を年0.25%程度引き上げる可能性が高いと見られています。ただし、既存の借り手への返済額への反映は、多くの金融機関で2027年1月以降になるのが一般的であり、「5年ルール」が適用される利用者は当面の返済額が据え置かれる点に留意が必要です。

  • PayPay銀行: 変動金利(全期間引下型)・一般団信で年0.850%。
  • SBI新生銀行: パワースマート住宅ローン(変動金利(半年型))・全疾病保障で年0.990%。
  • 三菱UFJ銀行: ネット優遇プランの変動金利は0.945%で据え置き。
  • 住信SBIネット銀行: WEB申込コース(通期引下げ)の変動金利は0.950%で据え置き。

変動金利は日銀の政策金利(短期金利)の影響を直接受けやすく、金融機関の競争環境や資金調達コスト、営業戦略によって引き上げ幅に違いが生じる傾向があります。

参照元:
SBI新生銀行「2026年の住宅ローン金利はどうなる?」
モゲチェック「日銀追加利上げで住宅ローンはいつ上がる?2026年の変動金利予想を解説」
モゲチェック「住宅ローン金利2026年6月の最新動向」
価格.com「住宅ローン金利の平均は何%?変動・固定の相場比較と推移グラフでみんなの金利がわかる」
イオン銀行「2026年以降の住宅ローン金利はどうなる?」
モゲチェック「住宅ローン金利動向レポート【2026年6月】」
YouTube「メガバンクが預金金利引き上げ 日銀利上げ受け(2026年6月17日)」
HOUSECLOUVER「住宅ローン金利 2026年6月」

固定金利の動向と特徴

  • 【誰向け?】将来の金利上昇リスクを避けたい方、毎月の返済額を一定に保ちたい方、家計管理を安定させたい方。
  • 【影響度】★★★★★
  • 【今すぐできる対策】現在の固定金利水準を把握し、変動金利との比較で、将来の安心と初期の返済額のバランスを検討しましょう。

2026年6月の固定金利は、長期金利の上昇を背景に、ほぼすべての銀行で過去最大級の上昇幅を記録しています。特にフラット35は前月比で年0.50%もの大幅な金利上昇となり、3.210%に達しました。これは2009年5月以来約17年ぶりの高水準です。

10年固定金利も軒並み上昇し、3%台が主流となっています。三菱UFJ銀行が3.27%、三井住友銀行が3.50%、みずほ銀行が3.25%など、統計開始以来の最高水準を更新し、昨年8月から11カ月連続の上昇が続いています。ネット系の銀行では2%台の金利も見られますが、全体としては上昇傾向が鮮明です。

  • フラット35(買取型、21〜35年・頭金10%以上・団信あり): 全期間固定で3.21%。
  • 三菱UFJ銀行 (10年固定型): 3.27% (+0.12%)。
  • 三井住友銀行 (10年固定型): 3.50% (+0.25%)。
  • みずほ銀行 (10年固定型): 3.25% (+0.30%)。

固定金利は長期金利(10年物国債の利回り)の動きに連動して決まるため、中東情勢の長期化や原油価格の高騰によるインフレ懸念が強まることで長期金利が上昇し、それが固定金利に反映される形となっています。

参照元:
モゲチェック「住宅ローン金利2026年6月の最新動向」
価格.com「住宅ローン金利の平均は何%?変動・固定の相場比較と推移グラフでみんなの金利がわかる」
狭山不動産「変動金利と固定金利、2026年6月はどちらを選ぶべき?」
LIFULL HOME’S PRESS「利上げや物価上昇の影響は? 住宅ローン金利の動向と今後の見通し(2026年6月時点)」
イオン銀行「2026年以降の住宅ローン金利はどうなる?」
MONEY PLUS「利上げ見送り・日銀の様子見が続く理由—住宅ローン金利、2026年後半の注意点」
Finance Agent「住宅ローン固定金利、6月も最高更新 3メガ含む大手5行が一斉引き上げ、長期金利2.8%台が波及」
モゲチェック「【2026年6月最新】今後の住宅ローン金利はどうなる?推移と見通し|変動・固定の最新動向」
ダイヤモンド不動産研究所「2026年7月の住宅ローン金利(フラット35・変動金利・10年固定)を予想!」
HOUSECLOUVER「住宅ローン金利 2026年6月」

2. 現在の金利市場のトレンド(日銀の動向、債券市場の影響など)

  • 【誰向け?】住宅ローンの金利動向に影響を受けるすべての人。特に今後の金利選択を検討している人。
  • 【影響度】★★★★★
  • 【今すぐできる対策】日銀の金融政策決定会合の発表や、長期金利の動向に常に注目し、情報収集を怠らないようにしましょう。

日本銀行は、2024年3月にマイナス金利政策を解除して以来、金融政策の正常化を進めています。2025年12月に政策金利を0.50%から0.75%へ引き上げ、さらに2026年6月15・16日の金融政策決定会合で、政策金利を現在の0.75%から1.0%に引き上げることを決定しました。これは1995年以来31年ぶりの高水準です。

この利上げの主な要因は、「賃金上昇の確実な定着」「原油高に伴うインフレ上振れへの警戒」「イラン情勢の沈静化による経済下振れリスクの低減」の3点に集約されます。

日銀の利上げは、短期金利に連動する変動金利に直接的な影響を与え、2026年10月には多くの銀行で変動金利が引き上げられる見通しです。一方、長期金利(10年国債の利回り)は、中東情勢の混乱や原油価格の高騰によるインフレ懸念の高まりを受け、2026年5月には一時2.8%に達し、1997年以来29年ぶりの高水準を記録しました。この長期金利の上昇が、フラット35や10年固定などの固定金利を押し上げる主要因となっています。

また、日銀は国債買い入れの減額措置について、市場の安定を重視し、2027年4月以降に停止することも同時に決定しています。物価上昇率を差し引いた実質金利は未だマイナス圏にあり、日銀は「金融正常化」へ向けてさらなる利上げを模索するとの見方が多い状況です。

参照元:
モゲチェック「日銀追加利上げで住宅ローンはいつ上がる?2026年の変動金利予想を解説」
狭山不動産「変動金利と固定金利、2026年6月はどちらを選ぶべき?」
MONEY PLUS「【2026年6月最新】変動金利1%超え時代の住宅ローン 変動・固定どちらを選ぶべき?」
LIFULL HOME’S PRESS「利上げや物価上昇の影響は? 住宅ローン金利の動向と今後の見通し(2026年6月時点)」
イオン銀行「2026年以降の住宅ローン金利はどうなる?」
MONEY PLUS「利上げ見送り・日銀の様子見が続く理由—住宅ローン金利、2026年後半の注意点」
ダイヤモンド不動産研究所「住宅ローン金利は今後どうなる? 2026年以降の変動・固定の見通しを詳しく解説!」
Finance Agent「住宅ローン固定金利、6月も最高更新 3メガ含む大手5行が一斉引き上げ、長期金利2.8%台が波及」
YouTube「メガバンクが預金金利引き上げ 日銀利上げ受け(2026年6月17日)」
モゲチェック「【2026年6月最新】今後の住宅ローン金利はどうなる?推移と見通し|変動・固定の最新動向」

3. 【今後の予測】今後金利はどのように推移するか(変動・固定それぞれの見通し)

  • 【誰向け?】住宅ローンの新規借入を検討している方、借り換えを検討している方、現在の金利タイプ選択に不安を感じている方。
  • 【影響度】★★★★★
  • 【今すぐできる対策】今後の金利上昇を見越した資金計画を立て、変動金利の場合は金利が2%上がっても返済可能かシミュレーションしておきましょう。

2026年以降の住宅ローン金利は、変動・固定ともに緩やかな上昇基調が続く見通しです。日銀の金融正常化に向けた動きが本格化しており、「過去最低水準」の時代は完全に終わりを告げたと言えるでしょう。

変動金利の見通し

変動金利は、今後も政策金利の引き上げに伴い、段階的に上がっていくことが予想されます。モゲチェックの分析によると、今回の2026年6月の日銀利上げ(政策金利1.0%)を踏まえると、住宅ローンの変動金利は2026年10月に多くの銀行が一斉に年0.25%程度引き上げる展開が最有力シナリオです。

大手シンクタンクの予測では、2027年までに1〜2回の追加利上げが予想されており、変動金利への影響が続くと見込まれます。メインシナリオとしては、0.25%ずつの緩やかな利上げが続き、2027年ごろに政策金利が1.5%程度を目指す展開が考えられます。一方で、円安や物価上昇が強まる場合には、政策金利が2%を超えるリスクシナリオも意識しておく必要があります。

また、短期金利が上昇しなくても、銀行が住宅ローンより国債運用を優先する動きや、金利優遇幅の縮小によって変動金利の表面金利が上昇する可能性も指摘されています。総合的に判断すると、住宅ローンの変動金利は、2026年末までに0.25〜0.5%程度の上昇を見込むとの予測もあります。

参照元:
SBI新生銀行「2026年の住宅ローン金利はどうなる?」
モゲチェック「日銀追加利上げで住宅ローンはいつ上がる?2026年の変動金利予想を解説」
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